みなさま【陶器の日】ってご存知ですか?
古代の日本では陶器を「陶瓷(とうし)」と呼んでいたので、陶瓷の陶を「十(とう)」とし、瓷を「四(し)」となぞらえて、10月4日を【陶器の日】としました。
現代日本の陶磁器を古代にさかのぼってみると、一万年前の縄文土器に始まり、紀元前後に焼かれた弥生土器、古墳時代の後に作られた土師器、その後五世紀から十二世紀にかけて日本の陶磁器の源流である須恵器といわれる陶質の土器が焼かれていました。
奈良時代、平安時代になって日本で初めて緑釉、ニ彩、三彩の釉をかけた陶器が焼かれ、当時これが「陶瓷(とうし)」と呼ばれました。
長い歴史を経て、多くの種類の陶器が発達して、今に至っています。
陶器の日は語呂合わせですが(笑)、これを機会にぜひ菊屋にある珍しい陶器を見にきて下さい!